気に入った! MARTIN SONS

2009 年 10 月 3 日 8:02 PM /by Chiharu

デッドストックのステキな生地が入荷しました。

デッドストックはもうお腹いっぱい・・・

と思っていたのですが、

マロン 見た瞬間 これ気に入った!!

景気が悪いと遊びのあるもの減っちゃって

なんかふつう・・・つまんない・・・っていうのが多い。

こういう時こそ、遊びのあるものでいかねば!!!

                                      

そんな時に、やってきたのでとてもうれしいです!

古いモノって「出会い」とよく言いますが、

呼び合うんだな〜って思います。

                                      

MARTIN SONSのドット

ブラック グレー ネイビー

写真はブラックです。

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型入れ

2009 年 10 月 3 日 6:29 PM /by Chiharu

基準線を引く

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背中の縞をとおしています

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計算した数字メモってます。(どうでもいい情報)

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後ろ身頃の線が引けました。

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めんどうだから・・・だけじゃない!

2009 年 10 月 3 日 5:36 PM /by Chiharu

DORMEUIL AMADEUSの型入れをはじめました。  

                                       

いつもどおり直裁ちです。

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型紙つくらないの?と聞かれると、いつも

「だって、めんどくさいやんっ!」て答えるマロン。

   

また、そんなこと言って・・・。

                                     

確かにそれは事実なのですが、

ちゃんと理由もあるし、面倒という言葉よりも

効率がいいっ!て言った方がいいんじゃなくってお兄様!

ちょいちょい、使う言葉にトゲがあるんだから・・・。

                                      

                                     

わたくしは、毎日シナーにおります故

直裁ちの理由を聞いております。

               

用尺ギリギリの場合や、特殊な体型の方の場合、新たな試み

なんかの際は、型紙を作成します。

その場合も、型紙は生地にのせて確認するためのもので、

線を引く際は、使用しません。

型紙は、チェックや特殊なストライプだと、柄合わせをするのが楽チン

という利点もありますが、通常 柄合わせを失敗する人は

そんなにいないと思うので、やっぱり型紙の時間を省いた方が

効率いいのだと思います。

型紙つくって、それを生地に合わせて線を引いて・・・

同じ事を2回やるのは、時間がもったいない!というわけです。

理由はそれだけではなく、

                                     

  • 時間の短縮
  • 型紙をのせて線を引くと、実際の線より大きくなってしまう
  • 型紙を使用した線より、直接引いた線の方がきれい

                                     

                                    

確かに型をおいて、その周りに線を引くということは

実寸より1㎜くらいは大きくなる、それぞれのパーツが1㎜ずつ大きかったら

身頃だったら、半身で4㎜は、大きくなっちゃうってことか〜。

着せ付けで修正していくことは可能

でも、また余計な時間がかかる。

お客様の大事な時間を使うことにもなってしまいます。

                                     

いちばんは、時間のことではなく

着せ付けでバスッ!と決めなきゃお客様にはわからない。

仮縫いだから修正できる、という考えではダメ!とマロン。

着せ付けで大きな修正が出れば、柄合わせやシルエットが

かわってしまう。

着せ付けの段階で、お客様が、最終の仕上がりを把握できるように

することが大切。

しつけの打ち方にもこれに関連する話があるのですが

長くなりそうなのでまたの機会に!

 

そんなこんなで小栗は直裁ち派!

これには賛否両論あるようですが、お店によって

いろいろなやり方、意見があるのでしょう。

                                     

シナーは、できる限り多くの情報を提供し、

お店を選ぶ際の参考にしていただけるようにと思っております。

ぜひぜひ、いろいろなお店を比較して、ご自身の考えやスタイルを

実現できる場所を見つけて下さい!

                                    

                                     

追記) 

時間のことでいうと

勿論の事ながら、もっとも時間がかかるのは、本縫い。

Sinnerが、時間を惜しまないのは、お客様との打ち合わせ。

より多くの情報・ご希望・思いを知りたいし、

こちらの考えもお伝えして、互いの意見からよりよいモノを

生み出したい!と小栗は思っているからです。

                                     

けど

いろいろな意見を出し合っていると、愉しくって

時間を忘れてしまってた・・・が多いかも?・・・。